リサイクルという名の商業活動について

注目の総合買取店

今一番注目を集めている

そんなリサイクル業界で、現在最も注目を集めている新しいリサイクル店のビジネス像が考えられている。これからの主流、もしくは今後業界を見ていく中でドンドン増えていくだろうとされていることもまとめて言われているのが、『総合買取店ビジネス』と呼ばれる新しい店舗形態だ。

まずはこの総合買取店と呼ばれるものがどういったものなのかを説明する必要があるので、端的に紹介しておこう。

  • 質屋と同等で、市場に出回っているあらゆる商品を適正且つ利益確保を行いながら、値踏みをして買い取りを行っていく

これが俗に言うところの新しい店舗スタイルとしての形と言われている。リサイクル業にとって販売はもちろんだが、その一端として買取業務もまた欠かせない業務の1つだ。安く商品を仕入れて高く売れるなら越したこと無いが、その高めに買い取った商品をさらに値踏みして適切な値段での販売で一回の売上で利益を出すのではなく、数をこなして上積みを行っていくことがこれからは必要になってくると考えられているというのだ。

またこうした理念の根幹にあるのは、抱えている在庫を持ち続けないで求められている内に益とした形でしっかりとその後を刻みつけるよう、結果を遺すことも重要だからだ。不良在庫を抱えている企業は傍目からしても良い風には見られない。鮮度が生きた状態で売りさばくのは何でもそう、食料にしても物にしても、情報にしてもだ。それらが少しでも時期を逃してしまうとあっという間に内包しているはずだった価値が損なわれて、元も子もない有り様になってしまったとそんな悲しい結果になりかねないからだ。

そうした危険を未然に防ぎつつ確実な業績を残せるスタイルとして、総合買取店というものを本格的なビジネスとして導入していこうという動きが強まっている。

オススメとされる理由

ではこうした総合買取店の魅力と、これから先のリサイクル業界において最も注目されると考えられている点として、

  • ①:買取の小商圏化
  • ②:リアル店舗に残る選択肢は、買取
  • ③:リユースショップの選択肢は、商品の入り口か出口のどちらかで決まっている
  • ④:低投資且つ、小スペースで参入できるビジネスモデル
  • ⑤:3年後5億円を目指せる成長性のあるビジネスモデルだということ

上記のような部分が挙げられる。ではこうした特徴を少し考察してみよう。

①買取の小商圏化とは

まず最初に挙げている小商圏化だが、これは買い取りを行う際に近隣住民の傾向と、さらに普段から持ち込まれる買取希望の商品をいかにして高く、顧客の理想通りとなる値段で買い取れるかでニーズを増やすためだ。そもそも、小商圏化とはおよそ半径1km~2kmまでの事を指しており、一帯に住む人々の特徴などをリサーチして地域密着型になることで、より高いサービスを提供できるようにとする動きが今後より一層求められるようになると考えられている。

②リアル店舗に残された、買取業務

次に実際の店舗が今後成長していくためには、より一層買取に対して力を入れなければならないという点だ。実際、買取といっても店頭買取もあれば、通信販売の形式を利用した通信買取なるものも当然のように流行っている。その中にはしのぎを削って、顧客はいかに高値で買い取ってくれるかと査定することも容易くなっている。業界で生き残りをかけた戦いに勝利するためには、実際に店舗で買取をしてもらった場合に、通信買取とは違った特典や値段の向上といったどこかお得となる点を設ける、もしくは強化しなければ集客力が見込めない。利点というよりは、今後の業界で勝ち抜くためには必須と言えるものだ。

③商品の入り口か出口のどちらか

また商品のあり方についても今後どう接していかなければならないのかも課題となっている。特にリユースショップともなれば、営業を行うための商品を自分たちで仕入れる方に力を入れるか、それとも販売に重点を置くかでその後の未来を決めるからだ。この場合、どちら共に力を入れたくなるが、やはり先にも紹介したように、リアル店舗の場合は買取に力を入れる必要があると言われている中では、販売という出口よりも買取という入り口の門構えを立派にすることが最優先事項だということなのだろう。

④いかに安く、そしてスペースを取らないかも決めて

さらには、実際に経営を行っていく上で店舗や事務所となる場所に資金的なものをどれだけ削減できるかというのも1つの手段となっている。今の時代、買取を行っていると行っても必ずしも手元にて常に管理しているといったことはなく、時には貸し倉庫のような場所で保管しているなど、一定の管理が求められながらも活動拠点となる場所での必要経費をどれだけ落とせるかも経営者にとって大切なことだ。

⑤長い目で見たら、高い利益を生み出せる潜在能力を有している

これらの条件を成し得たとしたら、3年後には利益として5億円という額を目指せる成長性があるビジネスモデルと考えられている。業界としてもひしめき合い、今後いかにして生き残りを掛けた博打を仕掛けるにはどうしたらいいのかとなったとしたら、先に紹介したような条件などを加味すれば、総合買取店というものを本格的に目指せば成功を期待してもいいかもしれない。

リサイクルという名の商業活動について