リサイクルという名の商業活動について

顧客のニーズに合わせて

買取を利用している人は、全国規模ではそれほど多くはない

ただ買取と言っても、実際誰もが経験しているとは言い難いのも現実だ。東京都内にはそれこそ探そうと思えば買取を行っているリサイクル業の店舗など、そこかしこに存在している。筆者の地元近所にもそうした店舗は何軒も存在している。特に10代~30代後半辺りまでの人々は頻繁に利用しているのではないだろうかと、個人的に考えている。40代もそれなりに活用しているとは思うが、それ以上となるとさすがに厳しい部分があるので除外しておこう。

年代としてみれば幅広く利用していると思いたくなるが、実際の数値では中古品の買取をしたことがない、さらには購入すらも経験していないという人もいるのだ。不思議なものだと個人的に感じられるが、これは本当にリアルな答えなのかもしれない。どのくらいの人がそもそもリサイクル店を活用しようとしていないのかというと、ある統計では全体の60%近い人々が何もかもが未経験だというのだ。

普段から贔屓にしているとまで行かなくても、それなりに利用しているとなっても全体のおよそ20%近い人々しか利用していないというのだから、リサイクル業はそうした熱心な人々に支えられてあれだけの市場を形成していることになる。そう考えると凄いと思うが、見方を変えればそれだけ中古品という存在について軽視している人も多いという事実が証明された。

これからの時代、リサイクル業界で創業して成功すると、そんな大層な夢を叶えるとしたら柔軟で、そして今後としても成長を見込めるような総合買取店を広めて行く試みも必要になってくる。

結局はいかに高く売れるかが勝負

顧客をどのように取り込んでいくかとする方法については、普段から買取を行っているものとして言えるのは、単純明快なくらいの答えが提示できる。いかに『他店より高く買い取ってくれるか、また店舗の場所が近場かどうか』と、そんなコチラの要望にそっている店舗が出現するだけでかなりの需要が見込める。インターネットを利用して、取引アイテムを買い取ってもらうやり方も確かに広がっているが、この場合査定から入金までの時間が店舗にもよるが最低でも1週間以上要するため、直ぐに現金がほしいという人には少し辛いところ。そうしたところで買い取ってもらったほうが高値でつくなら、多少時間は掛かっても高い方を選ぶのは人の性みたいなものだ。

もしこうした問題を近隣で解決し、納得出来る買取金額を提示してくれる所があればこちらを選ぶだろう。高く買い取り、現金も即時手渡しが可能というのは買取を普段利用している人間の切実な事情というのが、一番大きな理由となっている。そうなるとどんな店舗なら顧客ニーズを十二分に発揮できるかが決め手となる。そしてそんなビジネスモデルが、どんな形が一番良いのかというのは、次のような条件を満たしていればなお成功しやくなると言われている。

総合買取として成功するための秘訣

  • ①:立地条件
  • ②:買取価格
  • ③:接客・サービス力
  • ④:ストアロイヤリティ
  • ⑤:固定化力

ほかにも幾つか条件はあるが、ここでは主に筆者個人が買取をしてもらう店舗で求めたい要素をピックアップしておく。何をするにしても、絶対的に立地条件と買取価格の二つは不動として、その次には買取業務を担当する店員の接客力というのも実は大事だ。買取と言っても顧客であって、出来るなら売りたくないと思っている品でも手放さなければならない場合には、やはり愛着心は湧く。この時担当する店員の態度1つで、今後利用したいかも左右されるからだ。

確かに店としての価値や固定化する分だけ意味があると思えなければ、その後も買取をしてもらいたいとは中々思えないのである。

地域ならでのは買取業務の向上

また商品と言っても地域によっては欲しいものとそうでないもの、また需要が高いものとそうでないものといった区分をする事がある。この地域には特別この家電を必要としていないが、あそこにある電子機器はこの辺ではあまり取り扱っておらず、また商品としても価値が高く、売り場に出せば集客力アップにも繋がると、そうしたマーケティング調査によって見えてくる地域独特の買取に求めるものが何かを見極めるのも、経営には重要な調査だ。

また店舗独自の買取強化を行っている商品があれば遠方からも依頼されるといったケースも可能性として出てくるので、買取業務もそうした様々なニーズに答えられるかが勝負となり、総合買取店としての資質が試される瞬間でもある。

リサイクルという名の商業活動について