リサイクルという名の商業活動について

将来的な見通し

会社ごとの品格にも左右される

ブックオフとコメ兵の違いと行ったら恐らく数えきれないほどの違いを提示できるだろう。企業として、リサイクル品の取り扱い方という点についても大きな差異を生み出している。そもそもブックオフは存在そのものがあらゆる方面から批判を受けているほど、体制に問題があるとまで言われ続けている側面もある。以前は売上の水増しなどの不祥事も引き起こし、代表取締役がハラスメント行為などのクリーンなイメージが求められる企業にとって、本来重要視しなければならない点を阻害視した経営をワンマンプレイで行っていた点もある。

代表取締役が代表権のない関係者になったことで問題は一段落したと思われるが、それでもブックオフという巨大企業へと成長したその風貌にはかつての様子が完全に排除されたわけではない。現在は企業において消費者を大事にしないところは、すぐにバッシングを受けやすい対象として持ち上げられやすくなっている。社会的な意識変化も関係しているが、そういった原因を生み出しているのは普段顧客に応対を行っている店員にも少なからず原意が集まっているのも事実。

このように、リサイクル業を中心とした起業する事になったとしても、たとえリサイクル品だろうと丁寧に扱い、新品にも負けず劣らずにするのは企業としての義務であり、責任だ。買い取って利益に換算するため販売するのだから、値段の通りという納得が持てるような品物を取り扱うようにしなければ、やはり評判は決して高くは見られないだろう。

今の時代、起業するにしても企業としてのコンプライアンスがしっかりとしていなければならないとまで言われている時代だ。ブックオフのような傍若無人ぶりな経営を求めるか、コメ兵のように品質を高く専門的かつ公平な査定と共にコンプライアンス意識を高く持てるような企業にするかは、経営者の判断に委ねられる他ない。

経営は安定するかどうか

リサイクル業として経営するとなった場合、やはり安定した生活が得られるだけ企業として軌道に乗るかどうかは気になるところ。リサイクル業が現在でも注目を浴びているため、現状すぐに業界全体が衰退するといった、そういった危険性はまだ低いといえる。その分だけ新品ではなく、中古品を購入したほうが安上がりだと考えている人が多い証拠でもある。正直なところ、ブックオフみたいな企業も人によってはとても有意義な企業として見られ、取り扱っている商品に関しても不満を持つ要素が少ないという人もいると思う。そういう人たちを非難する気はない、そういう人たちがいるからこそブックオフは現在でも業界トップの地位を維持し続けているのだ。

こういった点を加味すれば起業家として自立しても、さほど問題なく経営はそれなりに安泰へと傾くのは必然といったところのようだ。

総合的な面から

では具体的にリサイクル業のどんな部分が利点となり、起業すれるほうが良いと考えられる点を挙げてみよう。

市場規模の大きさ
やはり一番大きい要素は現段階で、ブックオフとコメ兵など他の企業が構築した業界そのものが広くなっているということだ。そのため、利用する人はトコトン利用し、するためにはなるべく自宅近隣にあればそれに越したことはない。ブックオフも全国展開で店舗を東へ西へと拡大している。そうした中で競合他社が存在しない地域で起業できれば強みになる可能性が出てくる。
成長性が期待できる
現在のような景気が良くない時期であればあるほど、消費者は新品ではなく中古品などのリサイクル品を求める傾向になる。そうした影響は特に大きく、今後もこの調子でいけば成長性については問答無用で期待できると考えられている。
参入が容易
起業するとしても、業種によってはきちんとした証明書や許諾書が必要となる。古物商を営む場合にはそのための専用免許が存在しているため、取得していなければ経営してはいけない決まりとなっている。ただその条件をクリアしていれば後はどのように経営していっても問題無い。ただその分、ライバルが簡単に生まれやすいというデメリットも有しているため、一概に得だからと定義できるわけではない。
インターネットなどを利用して、人員を最低限にする
リサイクル業を始めるにしても、最近は何と言ってもインターネットを活用した経営方針が中心となっている。商品を買い取るにしても、直接買取はもちろん、遠方から依頼された場合にはどのように対処すべきかと考えたら、当然のようにインターネットを導入する。それにより、業務も比較的効率よく経営を進められる。

リサイクル品をいかに売り出すか

しかしいくら今後益々伸びるだろうと予想されているリサイクル業界だが、在庫過多で商品を抱えてしまうという問題を抱えかねない。リサイクル品で、コメ兵のように例え人が使っていたものであっても、商品のクオリティが新品と遜色ないまで昇華させていれば十分利益はあげられる。だがリサイクルとはいっても、あちこちにある粗大ごみを回収して、それらを利用できるようにすれば良いというわけでもない。

極端な言い方になってしまうかもしれないが、ゴミ以外であれば何でも売るのがリサイクル業の特徴でもある。

リサイクルという名の商業活動について