リサイクルという名の商業活動について

覚えておきたい事

今では抵抗感を覚える人も少なくなってきた

リサイクルショップが世の中に台頭するようになってから、これまで利用する事を考えたこともなかった人が出てきたのは、業界としてみれば嬉しい限りだろう。それだけ需要が増しているとも考えられるが、利用する人が必ずしも中古品を買うとは限らない。リサイクルといっても二種類の業務形態がある、『販売』と『買取』の二つだ。

この二つの内、どちらを多く利用している人が多いかと考えると意外と均等なのかもと思うが、個人的な考察としては後者の『買取』が一番日頃から利用している人が多いと睨んでいる。以前から使用していた電化製品を売る、最近だとスマホなどの高機能端末であれば最新モデルや希少モデルといった特徴を持ったものなら高値で買取をしているため、利用する人が増えたとしても普通だろう。ただ買取をする人が必ずしも金銭的な面で不都合をしているからと、理由を固定化出来ない。買取をしてもらった金額を下積みとして、新しい製品を購入する資金へと変換する、といったこともやっているだろう。

これまでのリサイクル概念では中古品の販売というのがこれまでの定義だったが、最近は技術的な進歩により高機能の端末や電化製品を売りに出して、その買取金で新品を購入するという仕組みも今では常識となっている。買い取りした商品は店舗によっては高値で売ろうと値段を釣り上げて販売している。レアな商品であればあるほど、それだけの値段を提示されても欲しいと思う人は必ず出てくるので、欲しいものがあればなんとしても手に入れたい人にとってはリサイクル店はある種の魔窟なのかもしれない。

起業する時に知っておきたいこと

では実際、リサイクル業として会社を興した場合にどういった事態を想定して行動を起こせばいいのかを考えてみたい。その中で知っておきたい、もしくは知らないといけない情報なども合わせてリサイクル業の起業を少し掘り起こして見ると、浮上してくるのは経営者として当然ながらの問題と直面する。

①:使えるものは徹底的に使用する

企業を立ち上げたばかりとなると、最初の内はなるべく資金を投入した活動はできるだけ最小限に抑えたいと思うもの。特に資金が殆ど無い状態で、何とか会社として本格的にビジネスへと参入を決意した場合でも、経営を行っていく上で活用できるものはトコトン利用する構えでいたほうがいいと言われる。良くいえば利用する・される前提であったとしても、それらも全て軌道に乗るため使い潰すくらいの気構えを持っていた方がいい。

②:道具市場を知る

利用できるならなんでもといったが、その代表的な例としてリサイクル業を営んでいる人なら必ず参加しなければならないと、そう断言してもいい『道具市場』と呼ばれるものがある。この道具市場とは、簡単にいえばリサイクル業者を対象とした競りが行われる場となっている。ここで顧客から買い取った商品で売れそうなものを販売し、逆にこちらで売れば利益になると判断できそうなものを購入すると、そんな商いが並行して行われている。うまくすれば求めていた商品の仕入れ値を極力安く済ませられるという利点もあるので、リサイクル業を興した人はまずは道具市場への参入を目指す、

③:資金と運営方法は釣り合った状態で

リサイクル業を営み続けていれば、ある程度企業としての方向性は照準付けられる。ただそれも企業の規模を始めとした、運営していく上で大事な資本金についてもきちんと考えなければならない。無理をして、会社の規模以上の仕入れをしてもそれらを取り戻せるといった見込みが出てこなければ意味が無い。起業して第一に考えなくてはならないのが、資金に適した運営を行っていくことにある。人間、どうしても成功を求めたくなるためにこの点を逸脱した行動を取りかねないため、要注意だ。

④:集客方法も忘れずに

起業して、経営に入ったら次にやることは運営と同時進行で企業を宣伝することだ。運営しているリサイクル関係のサイト、もしくは店舗の存在を世間一般に認知してもらえなければ顧客など寄り付かない。

今ではインターネットを利用して日本全国への情報発信も容易くなっている。広告無しで大成するとは誰も考えないだろうが、宣伝するにしても資金的な面で苦労を要することもある。創業したら、どんな風に顧客を店舗ないし、インターネットサイトへと誘導するかなども視野に入れて考える必要が出てくる。

リサイクルだからと言っても、顧客合ってこその企業であるため客が来ないようならその店の寿命は早めに尽きるだろう。

リサイクルという名の商業活動について